AIとファイナンス

このブログではプログラミング言語Pythonを通じてAIとFinanceの懸け橋となるプログラムの作成を行っていきます! 具体的にはニューラルネットワークを構築して将来の市場の動きを予測することを目標としています。 ブログを進めていく中で、Pythonのコードはもちろん金融で確立された理論やその他のトピックもご紹介します。

【PythonでAI】y_hatとは?【コラム】

皆さん機械学習やプログラミングの教科書を見ると、学習の結果予想した値の変数名をy_hatとしているのをよく見かけると思います。

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このy_hat、一体何かの略なのでしょうか?

実は統計用語と深い関係があります。下の式を見てください。

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この式は以前行った最小二乗回帰の概念の式ですが、ここでアルファベットの「y」に注目すると「^」マークが上についているのがお分かりになりますか?

小さな帽子(hat)が乗っているみたいで可愛いですね。

この記号を英語で言うと「y_hat」となり、Pythonを含めた多くのプログラミング言語でこの記号自体出力できない、もしくはめんどくさいためこのようにプログラムの文中では「y_hat」と表記しているんですね!

ちなみに統計学の教科書で「y_hat」が出てくると以下のような意味になります。

「y_hat」(ŷと表記)は、回帰方程式におけるy(従属変数)の予測値です。 これは、応答変数の平均値と見なすこともできます。
https://www.statisticshowto.com/の記事を和訳)

つまり最小二乗法などの回帰分析の結果を「y_hat」と一般に表している、といことですね。

なので、皆さんも今後様々なプログラムを見ていく中で「y_hat」を見かけたら、

この行で予想をしているんだな」、

とあたりがつけられるようになりましたね。